無題 #0001287
前面ピントが甘く、またシャッタータイミングが微妙に早くて僅かに串パンぽいので除けたいが、まあ今回は特別に許容することにしよう。
パンタグラフを二つとも串パンにしないシャッタータイミングの研究にかなり苦心したが、今こうやってギリギリのシャッタータイミングで切り取れと言われても無理な技かもしれない。
当時はそれだけ一本、一本撮影に神経を集中していたように思う。
無題 #0001286
#0001285の次に来る本来狙っていた北越急行681系の6両編成の当時スノーラビットの愛称が付いていた「はくたか」。
当時は「はくたか」よりも「北越」の方が人気があった心証を持っているが、「はくたか」は下記↓の如く編成のバラエティーに富んでおり、自分にとっては面白い撮影対象だった。
681系:JR西日/北越急行 9両編成/6両編成/3両編成
683系:北越急行 9両編成/6両編成/3両編成
この全組み合わせをざっと考えただけでかなりの種類数を考えることができる。
恐らく自分は全組み合わせを撮影できていなかったかもしれない。
一番撮り難かったのは683系の北越急行各車両だ。
それは6両編成/3両編成共にたった一編成しかなかった。
しかも或る時まで489系の通称「ボンタカ」もあった。
自分は撮影したことが無いが485系の「はくたか」もあったらしい。
(上越新幹線連絡の北越急行を通る「はくたか」として)
当時の北越急行は日々の編成組み合わせ運用予定表をホームページで発表していたのでとても有り難かった。
特に683系の北越急行6両編成+3両編成で運転される日は極力撮影に出向くようにしていた。
無題 #0001285
年頭にあたってそれに相応しい画像を載せようかと一時は思いもしたのだが、それを探し出す手間も面倒で特別な画像を起用することもなく普段通りの過去画像を淡々と貼ることにした。
構図をガチガチに固めていないのはこの普電の後に来る「はくたか」6両編成が狙いの本尊だったので、構図を敢えて3両編成向けに直さなかったのだろうと察せられる。
3セク化前はいつ行っても、時刻表を把握していなくても、適当に待っていると程好い間隔で何らかの列車がやって来たので良い時代だった。
だが当時はそれが当然のことで特段有り難いことだとは思っていなかった。
今では明るい時間帯に通過する413系を有り難がって撮影している有り様である。
3セク化前この地において413系はもっとも陳腐な車両の一つで、猫跨ぎのような存在だったと言ったら叱られるだろうか。
それが良い証拠にはこの画像も構図を敢えて3両編成向けに直しておらず、ついでのメモ撮りをしていたのだ。
年の暮れ北都に向かう列車 #0001283
十年前の画像。
夕陽を背に札幌へ向かう年の瀬のトワイライトエクスプレス。
夕陽のほのかな光が車体を緩く照らしていた。
殆どの乗客は北海道でお正月を迎えるのだろう。
一度は乗っておきたい列車のひとつだったが、ついぞ乗車することができずに廃止の日を迎えることになった。