曇りのち晴れ、鉄道がある風景。まれにその他の風景など。

北陸の鉄道を中心としたいろいろな風景。

HM「かけはし」の意味を知る #0001509

7879 - #0001509 2013/11/23

 

 

団臨が運転される際には運転日やスジ、使用車両、編成の把握に熱心になるが、
運転の趣旨などは通り一遍でいい加減に受け止めがちになることが多い。
この七尾線入線の団臨に「かけはし」のヘッドマークが掲げられていたのも、
”夢の架け橋 ”などのイメージに因んでいることとばかり思っていた。
今般2022年8月の豪雨の影響で北陸地方を含む各地で甚大な被害を受けたのだが、
その被害地に石川県小松市で梯(かけはし)川流域における氾濫があった。
ここに至って当時の団臨に掲げられていたヘッドマーク、「かけはし」由来が長い年月を経てようやく氷解した気がした。
ネットで検索すれば調べ当てることができると思うが、現在は非接続なのでその手間を省くことにする。
そう言えば同じ475系急行「くずりゅう」という河川に因んだ名の列車があったことを思い出した。
因みに後年この撮影場所を訪れたのだが、邪魔な工作物が設けられてこのような構図ではもう撮影できなくなったと記憶している。
ギリギリの構図取りで撮影に失敗する可能性が高いことを覚悟の上、ここでシャッターを切った。
当時近くにスズメバチではないながらも蜂の巣があったのだが、刺されなくて良かった。
撮り鉄のためとなれば多少の無茶を安易にしてしまうことに今となれば半ば驚かねばならない。
ここに頻繁に通うことができたらもっと多くの作例を残すことができただろうが、残念ながらそう思う通りにはいかなかった。