この日は立山連峰がまあまあ映えていたのだが、背景に立山連峰を入れるとこの時間帯は車両側面に影を食らうことになる。
それゆえ車両側面の順光を優先し、敢えて背景に立山連峰を入れない側で撮影した。
また本来は車両一両目に架線柱が掛からないようやり過ごした位置で撮るよう計算するのだが、この場所は鋼製架線柱の配置が悪いのでどうしても車両一両目から架線柱を抜くことができなかった。そこでやむなくこのような構図で撮影した。
どちらの側で撮っても一長一短で痛し痒しである。こんな時は何を優先したいかで撮影位置を決めるしかない。今回は背景の立山連峰よりも車両側面の順光を優先したかったということだ。