無題 #0001177
秋田を発車時点で４時間ほど遅延との情報を前日得ていて当日０４：００頃一旦目が覚めたのだったが、遅延のためまだ大丈夫だろうからもう少し寝ようと目を閉じたのがこの日の運の尽きだった。
その次に目を覚ましたら既に６：３０過ぎだったが、遅延幅は糸魚川を発車時点で１時間５８分遅れとの報が入っていた。
どうしても撮りたいと思っていた「東富山～富山」の区間ではとうてい不可能と覚悟し、ダメモトで呉羽駅に行ってみるより他なかった。
結果的に何とか間に合った。逆算するとやはり「東富山～富山」の区間での撮影は不可能だった。
前日同所ではシャッタータイミング悪く機関車がフレームアウト寸前という失敗をしていたので、その反動からか当日は慎重な構図を取るより他ないような心理状態に追い込まれたのだと思う。
安全策を取る心理が働き構図を広めにしたため、実車の如く機関車前方に駐車場の邪魔な自動車が写り込んでしまった。
それと太陽の位置が悪く殆ど逆光を食らってしまっていて列車遅延の豊富な順光の恩恵を受けられなかった。
これらのことはとても不満だが、これを撮影すること自体不可能だと一時は出撃を諦めていただけに、まがりなりにも夏季の上り臨時「日本海」最終便を撮れたことだけでも喜ぶべきだったのかもしれない。
